小物中心に、ネット販売もしています。
http://barnproducts.free.makeshop.jp/
2012年01月22日
棟上げ
このところ紹介してきたF邸の続きです。
昨年の暮れ、無事に棟上げを行いました(紹介が遅れてすいません)。
棟上げは、それまで刻んできた部材を現場で立ち上げる、大工仕事前半の山場です。大工仲間数人に手伝ってもらい、番付けに従って柱、梁、桁と順番に納めていきます。
これは、通し柱に胴差しを納めているところ。通し柱に対し、長ほぞ込み栓止め、雇い車知栓止め、という二種類の仕口を使って胴差しを納めています。
こちらは最後の棟を納めているところ。
棟上げは、大工の晴れ舞台でもありますが、同時に最も緊張感が高まる時でもあります。
特に自分で墨を付け、刻んだ場合、例え何十回と確かめて作ったつもりであっても、実際に建物が立ち上がるまでは、やはり不安感はぬぐえません。ですから、無事に組みあがった時は、本当にほっとしました。
その後、垂木を流して屋根下地を作ると、ようやく家の全体像が見えてきます。
こちらが長手側から。
こちらが妻手側から。
現在の状態はと言うと、筋交いや間柱、サッシ枠などの取り付けも終わり、外壁の施工をしています。外壁は杉板を貼った仕上げですが、これはまた次回ご紹介します。
それから、お知らせです。御施主様のご好意で、建物の構造や仕組みが分かる「構造見学会」を、28(土)、29(日)の2日間開催します。木が好きな方、自然素材の家作りに関心がある方にご来場頂ければ嬉しく思います。
場所は、山口ICからセミナーパーク方面に少し入ったところ。詳しくは週末の広告「アピール」をご参照下さい。直接ご連絡頂いても結構です。
連絡先は 携帯 080-5624-1143 です。
2011年12月08日
刻み
毎日、ひたすら刻んでいます。
刻み、とは大工の言葉で、柱のほぞや仕口、継ぎ手などを加工することを指します。土台に始まり、梁、桁、柱と進み、今は仕上げの段階です。昨日は一日、鉋をかけていました。鉋がけは全身を使うので、今日はかなりへろへろです。
刻みは、地味な作業です。間違えてはいけないので色々と神経を使いますし、重い材料を取り回すので、体力も要ります。苦労して作った継ぎ手も、家ができればほとんど壁の中に隠れてしまいます。
本当いうと、今はプレカットが発達しているので、大工が刻まなくても家は建ちます。実際、そうしている工務店がほとんど、と言っても過言ではありません。
プレカットは、楽です。平面、立面などのプランさえあれば、あとはプレカット屋が木拾いから刻み、材料の搬入まで全てやってくれます。大工にとっては、場所も道具も機械も要りませんし、その間に他の仕事もできます。あとは現場に行って材料が届くのを待てばいいのです。
でも・・・やっぱりプレカットはあまり好きになれません。
技術的な理由、例えば継ぎ手の選定や全面的に金物に頼った構造などの疑問点もありますが、何より一番の理由は「責任」だと思います。
私は大工です。大工は作り手です。作り手の最大の責任は、自分が作るもの、それが家であれ、家具であれ、その素材を自分の目で確かめ、強度や意匠、そして使い手のことを考えながら構造を形作ることにあると思っています。
プレカットは便利です。でもその便利さと引き換えに、作り手として最も大切なもの、魂のようなものを明け渡してしまっているような気がしてなりません。
シェーカー家具の作り手としても知られるシェーカー教徒の教えに「手は仕事に、心は神に」というニュアンスの教えがあったと思います。私はこの言葉が好きです。
自分の手を使ってものを作ること、そして常に目の前の作業に意識を集中すること。愚直かもしれませんが、そんな地味な作業を繰り返すことで、はじめて人の心に届くものができるのではないかと思っています。
2011年10月18日
墨付け
先日、模型をご紹介したF邸の材料が届きました。いよいよ始まりです。
材料は、土台がひのき、柱と梁類は杉です(全て県産材)。F邸はそれほど大きな建物でありませんが、それでも柱は1、2階併せると約150本、梁や桁も60本近くあります。これだけの材料が一度に届くと、さすがに「ひょえ~」という気持ちになりますね(笑)。
これから材料の一本一本に寸法線や加工線を書き記していくのですが(墨付け、と言います)そんな墨付けに欠かせないのがこれ。
そう、墨つぼです。たぶん、大抵の方がなんとなくはご存知だと思いますが・・・。
一応説明しますと、一方に糸車、もう片方には墨汁に浸した綿が入っており、糸が綿の中を通ることで墨が付く仕組みになっています。
ちなにみ、私が使っている墨つぼは、飛騨地方に伝わるもので、この辺りではちょっと珍しいタイプです。高山を離れる際、先輩の大工から頂いたものですが、今でもこの墨つぼを使うたび、先輩の笑顔を思い出します(嘘です)。
そんな訳で、しばらくは作業場にこもりっきりになりそうです。いつも仕事に集中するとすぐブログが中断してしまうのですが(すいません)、今回は作業の様子など、なるべく紹介していきますね。
それにしても、沢山の材料だなぁ~。
2011年10月08日
作ること
いつの間にか10月ですね。
先日、知り合いのご好意で息子と共に栗拾いに参加させてもらいました。
息子にとっては初の栗拾い。イガに刺されながらも頑張って拾い、さっそく栗ごはんに。
味覚の秋を堪能しました。
作業場では、このところ作っていた食器棚と下駄箱の仕事が一段落しました。
金子工務店さんからの仕事です。金子さんは、とにかく素晴らしい仕事をされる方で、素材選び、仕口、仕上げ、どれをとってもこだわりに溢れた仕事をしておられ、私が見ても、ただただ感心するばかりです。
ですから、金子さんの仕事をする時は、自然と背筋が伸びるというか、いつも以上に良い仕事をしないと、という気持ちになります。
いつか自分も辿り着きたい・・・心密かに思っている今日この頃です。
2011年09月29日
建築模型
まだまだ日中は日差しが強いですが、朝晩は随分と涼しくなりましたね。
さて、作業場では今、秋からの新築に向けて準備を進めているのですが、本番に先立ち、まずは模型を作ってみました。
全体はこんな感じです。
木造一部二階建てで、広さは、1、2階併せて約35坪です。とんがり屋根とバルコニーが特徴でしょうか?
外壁には杉板を使います。
中はこんな感じ。
内装は、杉のフローリングに珪藻土の壁。寝室上には小屋裏収納、2階の子供部屋にはロフトがついています。
来月から墨付け、刻みに入り、来年春の完成を目指します。製作過程は、またブログでも紹介しますね。
2011年09月23日
木のキッチン
引き続き、かきのきむらでのリフォームの仕事、台所編です。
改修したのは、主に床の張替えとキッチン本体の造作です。
台所そのものは、決して狭い、というほどでは無かったのですが、間に仕切り壁があって分断されていたのと、低い位置に垂れ壁が二箇所あり、全体的に窮屈な感じでした。
リフォームではまず、仕切り壁を壊して動線を繋げ、垂れ壁も撤去しました。梁は残ったままですが、視界が広くなった分、圧迫感が和らいだように思います。
こちらが全体像です。

床は洗面所と同様、ひのきの無垢板です。天井は古くて黒ずんでいたのですが、御施主さんが頑張って自分でほたて漆喰を塗りました。
キッチン本体ですが、いわゆるシステムキッチンが嫌い、というお施主さんの要望で、業務用の様なシンプルなものを目指してみました。
ベースは木製(ひのき)。扉無しのオープンタイプで、引き出しをいくつか仕込んでいます。
引き出しを開くとこんな感じです。

ワークトップは特注のステンレス製。ステンの厚さが1㍉あるので、非常に安定感があります。ガスコンロはハーマンです。
私はよく御施主さんに、自分でできる範囲でお手伝いして頂くのですが、今回は本当に頑張っていただいて、先の天井塗りはもちろん、床や家具のオイル塗装、さらに欠けたタイルの補修までやって頂きました。
ですから今回の仕事は自分がやった、というより、御施主さんと一緒に作った、という感じで、本当に楽しかったです。
T様、ありがとうございました。
改修したのは、主に床の張替えとキッチン本体の造作です。
台所そのものは、決して狭い、というほどでは無かったのですが、間に仕切り壁があって分断されていたのと、低い位置に垂れ壁が二箇所あり、全体的に窮屈な感じでした。
リフォームではまず、仕切り壁を壊して動線を繋げ、垂れ壁も撤去しました。梁は残ったままですが、視界が広くなった分、圧迫感が和らいだように思います。
こちらが全体像です。
床は洗面所と同様、ひのきの無垢板です。天井は古くて黒ずんでいたのですが、御施主さんが頑張って自分でほたて漆喰を塗りました。
キッチン本体ですが、いわゆるシステムキッチンが嫌い、というお施主さんの要望で、業務用の様なシンプルなものを目指してみました。
ベースは木製(ひのき)。扉無しのオープンタイプで、引き出しをいくつか仕込んでいます。
引き出しを開くとこんな感じです。
ワークトップは特注のステンレス製。ステンの厚さが1㍉あるので、非常に安定感があります。ガスコンロはハーマンです。
私はよく御施主さんに、自分でできる範囲でお手伝いして頂くのですが、今回は本当に頑張っていただいて、先の天井塗りはもちろん、床や家具のオイル塗装、さらに欠けたタイルの補修までやって頂きました。
ですから今回の仕事は自分がやった、というより、御施主さんと一緒に作った、という感じで、本当に楽しかったです。
T様、ありがとうございました。
2011年09月17日
木の洗面台
皆さん、ご無沙汰しています。このところ残暑が厳しいですが、お変わりありませんでしょうか?
私の方は相変わらずバタバタとした日々を送っていますが、この夏ずっと携わっていた台所と洗面のリフォームがようやくほぼ終了したので、少しご紹介します。
御施主さんは、島根県の吉賀町柿木村の方。以前にもご紹介した「オーガニックカフェ・アヤ」さんのお知り合いの方です。
まずは洗面台から。
もともと脱衣場はあったのですが、少し狭かったのと、新しく買った洗濯機の置場が無い、とのことだったので、まずは脱衣場を少し増築して広げ、洗濯機置場と洗面台を造り込みました。
こちらが正面から
脱衣場の床はひのき、壁と天井は杉の無垢材です。洗面台には同じひのきの厚板を使いました。
正面に見える扉は三面鏡。こちらは少しアクセントを効かせようと、ブラックウォルナットを使ってみましたが、いかがでしょうか?
鏡を開くとこんな感じになります。
私の段取りが悪くて、思った以上に時間がかかってしまったのですが、とりあえず完成してほっとしています。根気良く待っていただいた御施主さんに感謝!です。
2011年07月11日
ミニアルバム
デジカメを整理したついでに、これまでに手がけた大工仕事、家具仕事をミニアルバムにまとめてみました。
少し余分に作ったので、家作り、家具作りに興味のある方、ご連絡頂ければ差し上げます。
お問い合わせはこちらまで。
携帯 080-5624-1143 (重黒木)
mail koji@barn-products.com
2011年06月30日
カラフルな・・・
カラーボックスを作りました。沢山。
宇部の宮谷工務店さんからの仕事です。
ボックスの大きさは、一つが75㎝角。色は全て指定です。中と外で色が違うので、組み合わせを間違えないようにするのが大変でした(笑)
左下のボックスだけ、キャスター付きのおもちゃ箱がしまえるようになっています。ロープの取っ手がアクセントです。
リフォーム仕事の合間に作ったので、時間がかかってしまいましたが、無事できて何よりです。
子供たちに喜んでもらえたら嬉しいですね。
2011年06月15日
ステンドグラス
知り合いに、中村さんという、ステンドグラスの作家がいます。
とてもセンスが良い方で、山口市内で「構作舎」というアトリエを開いています。
先日、あるお客様から、家のガラス戸を何とかできないか、との依頼を受けました。
某ハウスメーカーで建てた家なのですが、玄関ホールとリビングを繋ぐ親子ドアに使っているガラスがただのすりガラスなので、あまりにも味気ない、とのことでした。
見てみると、ドア本体には特に問題が無さそうだったので、ガラスだけを入れ替えよう、ということになり、さっそく中村さんを紹介しました。
あとはお任せです。先日、完成したとの連絡があり、写真を送ってもらいました。


やっぱり、いいですね! 携帯で撮ったので、画像が今一つですが、シンプルな構成と、ガラスの柔らかい表情がとても合っているように思えます。お家の方も、部屋の雰囲気がすごく良くなったと喜んでいただきました。
中村さん、ありがとうございます。
今計画している新築物件でも、是非使ってみたいなあ、と思っています。
とてもセンスが良い方で、山口市内で「構作舎」というアトリエを開いています。
先日、あるお客様から、家のガラス戸を何とかできないか、との依頼を受けました。
某ハウスメーカーで建てた家なのですが、玄関ホールとリビングを繋ぐ親子ドアに使っているガラスがただのすりガラスなので、あまりにも味気ない、とのことでした。
見てみると、ドア本体には特に問題が無さそうだったので、ガラスだけを入れ替えよう、ということになり、さっそく中村さんを紹介しました。
あとはお任せです。先日、完成したとの連絡があり、写真を送ってもらいました。


やっぱり、いいですね! 携帯で撮ったので、画像が今一つですが、シンプルな構成と、ガラスの柔らかい表情がとても合っているように思えます。お家の方も、部屋の雰囲気がすごく良くなったと喜んでいただきました。
中村さん、ありがとうございます。
今計画している新築物件でも、是非使ってみたいなあ、と思っています。
2011年06月08日
桜のしおり
これも、ちょっと前の話です。
島根県の柿木村に「organic cafe Aya 」という、とても素敵なお店がある、というお話は以前書いたと思いますが、嬉しいことに、そのAyaさんからの依頼で、木のしおりを製作しました。
お店の開店5周年のノベルティグッズだそうです。
材料は、色々迷いましたが、お店の暖かい雰囲気に合わせ、山桜を使ってみました。
ロゴは、お店のオリジナル。レーザー加工で彫っています。紐は鹿革です。
今までいくつか木のしおりを作ってきましたが、自分としては一番のお気に入りです。
お客様に喜んで頂けたら、嬉しいですね。
2011年05月29日
そよ風
相変わらずバタバタとした日々が続いていますが、合間を縫って先日、広島であった次世代ソーラーシステム「そよ風」のセミナーに参加してきました。
ソーラーシステムとは、太陽熱を利用して空気を暖め、その熱を家中に循環させる装置のことで「そよ風」もその一つです。環境創機、という会社で作っています。
特徴としては、太陽熱という自然エネルギーを使って暖房するので、環境負荷が少なく、省エネで快適空間を実現できるという点があります。また、従来のソーラーシステムに比べ、設置費用もコストダウンが図られているようです。
これが施工モデルです。
基本原理は、屋根面に集熱板を取り付けて空気を暖め、それをダクトを使って床下に送り、床に開けた通気口から家中に循環させる、というものです。
実際の施工例も見せてもらいましたが、施工した工務店や御施主さんの話では、家中の空気が一定の温度に近くなるので、冬場も快適に暮らせること、集熱装置を使って給湯もできるので、かなりの省エネになる、とのことでした。何より、御施主さんがとても楽しそうに暮らしているのが印象的でした。
前々から自然エネルギーには興味があったのですが、特に東日本大震災以降、エネルギーの自給、ということを真剣に考えるようになりました。太陽光発電、風力、水力など、様々な自然エネルギーの利用が考えられますが、ソーラーシステムも、選択肢の一つとして考えられるかな、と思っています。
2011年05月08日
柱の根継ぎ
引き続き、この冬にやっていた仕事の話です。
多々良造園さんからの依頼で、萩往還の途中、21世紀の森近くの山中にある「六軒茶屋跡」という史跡の改修工事を行いました。
担当した仕事の多くは、史跡内にある東屋や休憩小屋の柱の修繕です。東屋は柱が直接地面に触れる仕上げになっていたのですが、長い年月でその部分が腐ってしまい、建物全体がぐらぐらと危険な感じになっていました。
そこで、柱の足許の傷んだ部分を取り除き、そこに新しい部材を嵌め込む「根継ぎ」と呼ばれる工法を行いました。
まずは、傷んだ部分を切り取り、接合の為の仕口を作ります。
続いて、新しく継ぐ部材にも同じ仕口を作ります。
最後に、2つの部材を接合すると、根継ぎの完了です。2つの部材がしっかりとかみ合っているのが解りますでしょうか?
ちなみに、この仕口ですが、専門的には「金輪継ぎ」といいます。伝統的な継ぎ手の一つで、金物に頼らず、見た目も美しく、強度もある仕口として定評があります。
今回は15本の柱を根継ぎしたのですが、実際は柱の形状が一本一本異なるし、しかも角柱ではなく丸太の柱だったので、結構大変な作業だったのですが、一緒にやってくれた大工仲間とあれやこれやと知恵を出し合い、大変ながらも充実した仕事となりました。
皆さんも、もし、現場を見る機会がありましたら、是非、柱の足許を見てみて下さいね。
2011年05月04日
久しぶりに・・・
・・・投稿します。
あまりに間が空いたので、もはや言い訳の余地無しですが、とにかく色々なことが重なり、なかなかブログを更新できませんでした。楽しみにしていた方(?)ごめんなさい。
とりあえず、少し余裕ができてきたので、またぼちぼちと投稿していけたらな、と思っています。
と、いう訳で、しばらくは、この半年近くの間にやっていた仕事を順次紹介していきます。
まずは、パーゴラです。
以前からお世話になっているお客様からの要望で製作しました。当初は、勝手口に差し掛けを作って欲しい、とのことだったのですが、色々と話している内に、お家の方が育てているブドウの木(蔓?)があるので、ブドウ棚を兼ねたパーゴラみたいにしたらどうか、という話になり、結果、このような形になりました。
ちょっと解りにくいと思いますが、手前半分は架構だけで、奥の半分はその上に透明のポリカーボ板を載せ、雨よけにしています。
今は、ブドウの葉っぱが出てきている頃でしょうか。その内、ブドウ棚の下でランチ、なんてことになったらいいですね。
2010年11月17日
ウッドデッキ
徳地のお客様からのご依頼で、ウッドデッキを作りました。
まずは写真をどうぞ。
普通、ウッドデッキと言うと、部屋からのアプローチ考え、床のレベルに合わせることが多いのですが、今回は、台所の土間からのアプローチだったため、少し低めの設定になっています。
材料は杉の赤身材です。杉は、白太は雨風にさらすと痛みやすいのですが、油の強い赤身部分を使えば、ちゃんと長持ちします。今回は、同じ徳地の森永製材さんにお願いし、特別に製材してもらいました。ちなみに、デッキ材の厚みは4cmあります。
あと、御施主さんの両親が御高齢なので、正面のアプローチには幅広のステップと手すりを、両サイドからのアプローチには緩やかなスロープを設けています。
この場所が、ご家族みんなの憩いの場所になると嬉しいですね。
2010年11月15日
杉の棚
最近は朝晩めっきりと寒くなりましたね。
この時期は、体がまだ寒さに慣れていないので、皆さんも風邪などには注意して下さいね。
さて、最近の仕事です。お客様のご要望で、部屋の一角に杉の棚を作りました。
ご覧の通り、シンプルなものです。これと言って特徴はありませんが、棚受けが主張しすぎないよう、少し成型して柔らかい印象にしています。
こういう仕事、実は大好きです。私は作家的なものづくりもするにはしますが、どちらかと言うと、お客様からご相談を受け、一緒に考えて、そして作ることの方が好きです。
例えそれが棚一枚でも、出来上がりに喜んで頂いている姿を見ていると、この仕事をしてきてよかったなあ、とつくづく思います。
やっぱり、人に喜んで頂けるのが一番ですね!
2010年11月05日
アーツ&クラフトへの出展④ テレビボード
アーツ&クラフトへの出展作、最後は?テレビボードです。
まずは写真をどうぞ。
寸法 W1,500×D430×H550
材料 くるみ材 オイルフィニッシュ仕上げ
以前ご紹介した平机と同様、留組の技法を使ってシャープな印象を狙ってみました。脚をつけて全体を浮かせた感じにしてみたのですが、いかがでしょうか?
ちなみに、両サイドの抽斗は、上段がCD、下段がDVDが縦にして収納できる設定です。抽斗の引き手は、プレイ中のCD(DVD)のディスプレイ棚としても使えます。また、プレーヤーが納まるセンター部は、オプションでガラス扉をつけることもできます。
くるみ材は今回初めて使ったのですが、比較的軽く、表情も優しいので、今回のような箱組の家具に使うといいかな、と思っています。
2010年11月01日
サイトリニューアルのお知らせ
久しぶりに、本当に久しぶりに、インターネットのサイトをリニューアルしました。
今まで、ほったらかしにしていたもので・・・(苦笑)。
アドレスは
www.barn-products.com です。
まだ全体の枠組みが出来たところですが、これから中身を徐々に充実させていこうと思います。
ちなみに、サイトのデザイン及び管理は、「アビリティネット」というパソコン会社を経営している義妹にお任せしております。
心機一転、頑張っていきますので、ブログ共々、応援よろしくお願いします!
2010年10月30日
アーツ&クラフトへの出展③ ダイニングチェアその2
続いて、もう1タイプのダイニングチェアです。
まずは正面から。
続いて、斜め前、後ろ。
おまけに、横から。写真ばっかりですが、すいません。
材料 メープル無垢材 SH=400
仕上げ オイルフィニッシュ
価格 一脚60,000円。四脚以上まとめてお買い求めの場合、一脚55,000円となります。
前回ご紹介したダイニングチェアに比べると、全体的に一回り大きく、アームも付いているので、よりゆったりと座れます。
座面はペーパーコード編みです。ペーパーコードは、ウェグナーのYチェアに代表されるように、北欧の椅子に比較的多く使われる手法です。太さ3ミリほどの紙の紐を交差させながら編み込む方法で、適度な弾力が得られます。「紙で大丈夫?」と思われるかもしれませんが、我が家のYチェアは、買ってもう14年近くになりますが、特に問題なく使えます。
最後に、以前ご紹介した角脚のテーブルとセットした状態をご紹介します。
このセットも展示棟でご覧頂けますので、近くに来られたら、是非寄って座ってみて下さい!
次回は(たぶんこれで最後)、テレビボードをご紹介します。
2010年10月29日
アーツ&クラフトへの出展② ダイニングチェア
引き続き、アーツ&クラフトへの出展作の紹介。今回はダイニングチェアです。
まずは正面から。
斜め前、後ろから。
材料 メープル無垢材 SH=400
仕上げ オイルフィニッシュ
価格 一脚45,000円(四脚以上まとめてお求めの場合は一脚40,000円)
このダイニングチェアは以前から試作品や製作過程をご紹介してきたので、ご存知の方も多いかと思います。デザインは、自分の中ではほぼ固まっていましたが、背もたれのRや角度、座面など、最後まで試行錯誤しました。
また、座面は今回、赤の平織りの生地を使いましたが、実際はお客様のお好みでオーダー致します。
ちなみに、以前ご紹介したダイニングテーブルと合わせると、こんな感じになります。
ダイニングチェア、テーブル共に、展示棟でご覧頂けますので、良かったら遊びに来て下さいね。
次回は、もう一種類のダイニングチェアをご紹介します。
